求人広告型の転職サイトって?
サイト内やお知らせメールに記載されている求人情報の中から、自分で条件に合致する企業を見つけて申込をしていくタイプの転職サイト。
求人広告型のメリットとデメリット
求人広告型のメリット
・担当からの催促や連絡が来ないので、自分のペースで活動ができる
・幅広い情報を自分で収集できる
・求人広告タイプでしか見つからない求人情報も
・本格的な活動はまだ先の人でも気軽に登録できる
担当からの催促や連絡が来ないので、自分のペースで活動ができる
求人広告タイプの転職サイトの多くは、担当という概念がありません。
そのため自らが主体的に情報収集・企業とのやり取りをしていきます。
求職者のひとりひとりに担当がつくエージェント型の場合、
活動のペースが担当者マターになることも多いため、
求人広告型はエージェント型と比べて自分のペースで活動していくことができます。
幅広い情報を自分で収集できる
求人広告型は自分で情報収集を行うため、業種・業界にとらわれずに求人情報を検索することができます。
エージェント型の場合、担当者は求職者の要望をヒアリングした上で、ある程度業種を絞って情報を提供します。
一方、求人広告型の場合は、自ら気軽に情報を仕入れることができるので
幅広く情報を収集したい人にとってはメリットと言えるでしょう。
求人広告タイプでしか見つからない求人情報も
採用活動を行う企業側の視点でみると、求人広告には大きく分けて
採用の成否にかかわらず一定の金額を支払う掲載課金型と
掲載した情報からの申込や採用が発生して初めて広告費を支払う成果報酬型の2種類があり、
一般的には掲載課金型の方が広告費を抑えられる傾向にあります。
また求人広告タイプの多くのサイトは掲載課金型を採用しているため
成功時は高額のコストが発生する成果報酬型の求人媒体には掲載せず
掲載課金型、つまり求人広告タイプの媒体にのみ掲載している企業も多くあるのです。
本格的な活動はまだ先の人でも気軽に登録できる
「転職を視野に入れてはいるものの、今すぐ動き出したい訳ではない。」
そんな方でも気軽に求人の情報収集をすることができます。
将来的な転職活動に備えて、転職サイトに登録だけでもしておけば
日々更新される求人情報を目にでき、転職活動のウォーミングアップができるため
いざという時の動き出しでつまづくことが少なく、スムーズな転職活動ができるでしょう。
また、厚労省の調査では、「転職活動前に準備活動をしたか」という質問に対し、
特に何もしていない | 66.1% |
転職準備活動を行った | 30.9% |
という結果が出ており、転職準備活動を行った人はわずか30%しかいないという結果が出ています。
裏を返せば3人に2人は事前準備をしていないということは
事前に情報収集しておくだけでも、スタート時点で差をつけることができるのです。
求人広告型のデメリット
・掲載された情報の中から自力で求人情報を探さなければならない
・企業側との手続きは自分で行う必要がある
・スケジュール管理も自ら行う必要がある
掲載された情報の中から自力で求人情報を探さなければならない
先ほどのメリットと相反する部分ですが、自らの希望・条件に合致する情報を探し出すことは非常に手間のかかる作業です。
転職市場は膨大な量の求人情報が毎日更新されていく世界です。
日々変わっていく情報を自らつかみ、逃さないように動いていける方は求人広告型の転職サイトに向いている人でしょう。
企業側との手続きは自分で行う必要がある
転職活動を行っていく上では、当然企業側とのやり取りを行っていく必要があります。
大きなものだけでも、
・応募
・複数回の面接日程の調整
・内定面談(オファー面談)の調整
・内定後の書類手続き
など。
これらを企業側の採用担当者と自ら行っていかなければならず、求職者側の負担が大きな作業と言えるでしょう。
スケジュール管理を自ら行う必要がある
転職活動で意外と大変なのがスケジュール管理です。
特に現職と並行して転職活動をする方にとっては
現職の業務の合間をぬって情報収集・面接など行わなければならず、
企業側とのやり取りを一任できるタイプの転職サイトと比べてスケジュール面でも苦労することが多いでしょう。
求人広告タイプのサイトが合わないと感じたら
転職サイトにはその他にも様々なタイプがあります。
その中でもエージェントタイプのサイトは、専任のエージェントがあなたにピッタリの企業探しや企業とのやり取りなどを代行してくれるのでオススメです。
求人広告型転職サイトでの活動フロー
1.転職サイトに登録
2.サイト内で自らの条件・要望を入力し検索
3.企業を見つけたら、履歴書・職務経歴書を添付してサイト経由で応募
4.企業側で書類選考
5.書類選考通過後、面接選考(2~3回程度)
6.内定、オファー面談
まとめ
いかがでしたでしょうか。
求人広告型の転職サイトは、より多くの情報を好きなだけ収集できる反面、
自ら主体的に活動をしていく必要があります。
一見デメリットが多く感じるかもしれませんが、
調べれば調べるだけ奥が深く、様々な企業との出会いがあることが求人広告型の最大の利点だと思います。
自分の将来のために、手間を惜しまない方はぜひ求人広告型の転職サイトを活用して活動してください。